歯医者は大人でも怖い、痛いというイメージを持ってしまいますよね。
大人なら怖いと思う気持ちがあっても、それを我慢する事ができますが、小さい子供は我慢ができませんから、頑張ってはみるんだけど途中から怖くて泣き出してしまったり、じっとしていられず暴れてしまうのも無理ありません。
子供が歯医者で暴れたり、泣き叫ぶ理由
子供が歯医者で暴れるのは、恐怖心と痛みです。
ほとんどの場合はそれほど痛くはないのに、口の中に金属の得体の知れない物を入れられ、眩しいライトで周囲がよく見えず、消毒液とかのニオイがいかにも病院をイメージさせ、痛くはないけど怖い方が勝ってしまうのがほとんどです。
観念して治療を受け入れようとした時に、麻酔の針の痛みや、治療に使うタービンが回転する音にビビってしまう、先生は大丈夫だって言ったのに痛いよ?とわけがわからなくなり、その結果パニックになってしまうのです。
こうなったら大人でもちょっと怖いですから、それを2歳、3歳、4歳ほどの子供に我慢しろという方がむりですよね。
こういう時に大切なのが、子供に恐怖心を植え付けない事です。
普段家では歯磨きをどうしているでしょうか?
例えば普段から歯磨きをしない子供に、歯医者さんに行って痛い事してもらうよ!なんて脅かすような事を言ってしまうと、子供は歯医者を怖いところというイメージを持ってしまいます。
自分が悪い子だから歯医者に連れてこられたなど、誤解を招く事はしないのが一番です。
歯医者は怖いところではなく、虫歯を治療するところということを理解させる事が大切。
虫歯を放置すると痛くなってもっと大変になるから、日頃から歯磨きが大切な事を教え、もしも虫歯になったら早く治す方が痛くない、怖くないんだという事も教えておくと子供も少し安心できます。
安心してから治療に入れば、いきなり泣き叫ぶ、暴れる事も少なくなります。
頑張ったけどダメだった、さらに医師に怒られるでは子供も自信喪失状態になってしまうでしょう。
歯医者を嫌がる子供を、落ち着かせる方法
頭では分かっていても、やっぱり子供にとって病院は不安がいっぱいです。
小さいうちはママが抱っこしてユニットに座る事もあるけど、大きくなったら1人でユニットに座らないといけません。
虫歯が進行していると一刻でも早く治療を!となってしまいがちですが、こういう時子供の心理が理解できていないと、押さえつけてでも無理やり治療をされる事があります。
可能なら小児歯科に行きましょう。
子供の心理を理解している医師なら、いきなり治療を開始したりしません。
まずは子供と打ち解け、治療が怖い事ではないと理解させる事から始めてくれますよ。
中には初日は治療をせず話だけで終わる事もありますが、子供にとってはとても大切な事なんですね。
1人で椅子に座って先生の話を聞く、たったこれだけの事でも子供にとっては大冒険と同じです。
1回上手にできたら自信が付きますから、次はミラーを口に入れたり、エアーを吹きつけたり、タービンの音に慣れて行くというように段階を経て治療をするから、子供も恐怖心を克服しやすいんです。
もちろん虫歯が進行していれば治療は必要ですが、今は治療方法も選択肢が増えているし、痛みを軽減させる麻酔法などもあるから、子供でも上手に治療が受けられるようになっています。
ママも子供が泣き叫ぶとか暴れると、パニックになってしまって大声で叱りつける事がありますが、これは逆効果です
暴れる子供を押さえつけてまで治療すると、トラウマになってしまい大人になっても歯医者に行かなくなるので注意してくださいね。
子供を歯医者に連れて行かず、虫歯を治す方法もある?
これは虫歯がひどく進行してしまってからだと遅いのですが、例えば一度口の中に虫歯菌が入ってしまった程度なら良くなる歯磨き粉も最近出来ました。
お値段は少し高いですが、今からでも子供の嫌がる姿を見ないで済みますし、また歯医者さんに申し訳なく思ったり、子供にイライラしなくなります。
自宅で落ち着いて虫歯菌を除去できるので、大分ラクですよ~。
ちなみに私の息子も使っていますが、以下のような感じで何も暴れなくなりました(‘-‘*)フフ
詳しくは以下の記事でご紹介しているので、読んでみてください。