歯磨きの習慣は、小さな子供の頃からしっかりと身に付けさせることが大切なのですが、子供が歯磨きを嫌がって困っている、というママも多いのではないでしょうか。
子供が歯磨き粉を嫌がってしまう理由や、歯磨き粉を嫌がらないためのテクニックをご紹介しましょう。
子供が歯磨き粉を嫌がってしまう!こんな理由が・・
ご飯のあとは、歯磨きをするのを習慣にしているけど、毎回のように、ママも子供も歯磨き後にはぐったりしてしまう、という家庭も多いのではないでしょうか。
時間のない朝などは、歯磨きを嫌がる子供に、ママのイライラもマックスになり、どうしても口調もきつくなってしまいます。
そうすると、さらに子供も歯磨きを嫌がってしまうようになりますね。
しかし、時間ばかりが過ぎていくので、足をバタバタさせて嫌がる子供をねじ伏せて、やっとのこと、歯磨きを終えるママも多いはずです。
実際、歯医者さんなどでは、子供の歯磨き習慣は大切なので、ママは足などで子供の身体を押さえつけてでも、歯磨きをしてあげてください、とアドバイスされるものです。
ここまでして歯磨きが必要?と思ってしまうこともありますが、ここはやはり、子供の歯のためなので、ママが頑張るしかありません。
でも、ここでまず、歯磨きが嫌い、という子供は、どうして、歯磨きが嫌いなのか、まずはその理由をしっかりとママが把握することが大切です。
歯ブラシが痛かったのかもしれないし、歯磨き粉が辛かったりして、不快なのかも知れません。
歯磨き粉を嫌がる子供も多くて、子供用のイチゴ味やブドウ味、リンゴ味などの歯磨き粉でも、子供によっては、後味が悪く感じてしまったり、舌がピリピリする不快感があるようなのです。
これは、大人にとっては分らないことなので、子供にしっかり聞いてみることが大切です。
中には、歯磨きをした後に、吐いてしまうほど、歯磨き粉が苦い、辛(から)い、と感じる子供もいます。
そんな不快な思いをしているなら、歯磨きを嫌がってしまうのは当然のことですね。
無理やり、はがいじめにして、嫌がる子供の口を開けて歯磨きするのは、ママにも子供にとっても何も良いことはありません。
原因である歯磨き粉や、そのほかの原因を改善してあげれば、見違えるように、スムーズに歯磨きが出来るようになるはずです。
歯磨き粉を嫌がらないためのテクニック!
歯磨き粉を嫌がるようなら、無理に付ける必要もないのですが、歯磨き粉には、黄ばみ汚れや歯垢を落としやすくする洗浄剤や、虫歯を予防してくれるフッ素などが配合されているので、出来るだけ付けて歯磨きをしてあげたいですね。
歯磨き粉を嫌がらないためには、まず、いろんな歯磨き粉を試してみましょう。
イチゴ味を嫌がっても、メロン味なら大丈夫だった、あるいは、ほかのメーカーの歯磨き粉なら良かった、もしくは味のない石鹸タイプの歯磨き粉なら嫌がらなかった、という変化があるかも知れません。
また、歯磨き粉の発砲剤が嫌、という子供もいるので、発泡剤なしのジェルタイプの歯磨き粉もおすすめです。
赤ちゃん用・子供用の歯磨き粉の多くは、発泡剤や着色料なども無添加で、うがいなしでもオッケーです。
子供に人気なのが、ほんのり甘いフルーツ味の歯磨き粉や、自然な甘みのあるキシリトール入りの歯磨き粉です。
歯磨き粉をたくさんつけると嫌がる子もいるので、少量だけ付けて、ササッと手際よく磨いてあげるママのテクニックも必要です。
歯磨きを嫌がる子供は、歯磨き粉だけでなく、歯ブラシも嫌だったり、仰向けの姿勢になることが嫌なケースもあります。歯ブラシは柔らかいものを選び、仰向けになることへの抵抗を減らしてあげることも大切です。
仰向けになるおと、何をされるの!と抵抗感を持つ子供も多いので、子供がリラックスできるよう、大好きなアンパンマンのぬいぐるみなどを持たせてあげると、意外とスムーズに歯磨き出来るケースも多いですよ。
そして、歯磨き粉や歯磨きを克服し、頑張って泣かずに歯磨きが出来たら、大げさなくらいに、ほめてあげましょう。
子供はママから褒められるのが大好きです。
「頑張ったね。」「上手になったね。」と褒めてあげることで、また頑張ろう、という気持ちになってくれます。